1981-04-23 第94回国会 参議院 社会労働委員会 第10号
かねがね労働大臣は、労働者の生命、健康を守り、福祉を守っていく、築いていくということを発言しておられますが、今度のこの原電の敦賀発電所の事故なんかも、きわめて重層下請になっておりますところの方々が放射能を大量に浴びたんではないかと言われているんですが、一体作業員が何人働いていてどういう状況にあったかということを、労働省は報告を受けておられますかどうかお伺いしたい。
かねがね労働大臣は、労働者の生命、健康を守り、福祉を守っていく、築いていくということを発言しておられますが、今度のこの原電の敦賀発電所の事故なんかも、きわめて重層下請になっておりますところの方々が放射能を大量に浴びたんではないかと言われているんですが、一体作業員が何人働いていてどういう状況にあったかということを、労働省は報告を受けておられますかどうかお伺いしたい。
で、そのときに、私は一体作業員のほうは百分の一に下げないでいいのか。一般公衆に対してはアメリカで百分の一に下げろ、許容基準といいますか、放射線量の基準ですね、基準を百分の一に下げるのだ、だから作業員にも同じじゃないかということを言ったわけなんです。そのときに、労働省の安全衛生部長さんだったと思います。許容線量は三カ月三レム、年間五レムと定めてある。
こんな条件の中で炭鉱に働く人々が、長くいるわけはないのでありまして、そういう、あらゆる問題で、どうやって、一体作業員の意欲を高めるか、作業員が残って、おれは炭鉱でやるんだという気持を抱かせるかという点になってきますと、政府としても、いろいろな私は措置があるだろうと思うのであります。